気付いたらサマータイムが始まってたよ! と娘が言ってました。なんでもマニトバ大学のお友達(日本人)と長電話していたら、実際は4時間ほど喋っていたのに、時計を見たらサマータイムで1時間進み、5時間も喋っていたことになったと。いやいや4時間も相当だけど…。
サマータイムとは? 娘もあまり理解してないようなので、調べてみました。
カナダやアメリカは午後8時過ぎでも明るいんです。それはサマータイムがあるから。春や夏の長い日の日光を最大限に活用する考えから生まれたサマータイムは、春に時計を1時間進め、秋に1時間戻す習慣です。
カナダの一部の地域では、1908年から導入し、100年以上続いています。娘のいるマニトバ州もサマータイムを導入しています。
毎年、サマータイムは3月の第2日曜日の午前2時に始まり、11月の第1日曜日の午前2時に終了するそうなので、合計34週間(238日)続くことになります。2025年は3月9日〜11月2日がサマータイムとなります。
サマータイムの時間変更により、体内時計が乱れ、睡眠の質や集中力に影響を与えることがあるようなので、あらかじめ、サマータイムの日程を把握して、少しずつ時間の調整をしていったり、朝の日光を浴びて体内時計をリセットするなど、ちょっとした対策も必要です。
当然、メリットもあります。
エネルギー消費の削減:夜間の照明や暖房の使用を減らすことで、電力節約につながる
交通事故の減少:帰宅時間帯の明るさが増えることで、歩行者やドライバーが安全安心に
経済効果:日照時間が長くなることで、観光・小売・飲食業の売上が上がる
サマータイムはカナダの生活にしっかり根付いていますが、効果や影響に意見が分かれ議論されているようなので、将来的には廃止になるのか、継続していくのか、全く分からない状況です。
そういえば、去年も娘は「気付いたらサマータイムになっていた」って言ってた気がします。サマータイムになる瞬間を逃したと…。だったら11月2日午前2時、標準時間に戻る瞬間を見ることできるかな。忘れないようにね〜!