カナダのハロウィン体験!娘が留学先で見た本場の雰囲気とは?

娘のいるカナダのハロウィン|Happy Halloween 生活
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留学3年目、今年もハロウィンの季節がやってきました。 

カナダ1年目(2023)のハロウィンは、授業を理解するのに精一杯で、気づけばハロウィンの季節は終わっていたそう。
2年目(2024)はマニトバ大学に編入して、安定した大学生活を送っていたけれど、授業の大変さは変わらず、レポートやテストに追われて、パーティーらしいことはできず、せいぜい「かぼちゃ料理を作ったぐらい」だったみたいです。

「今年こそは少しでも楽しめたらいいね〜♪」と話していたのですが、どうやら今年も中間テストの真っ最中で、とても余裕はなさそう。
以前より電話の頻度はちょっと減ったけれど、話すときはいつも通り長電話だし、試験期間中はモーニングコール(日本からだとイブニングコール 笑)をしてあげたり、まだまだ母の出番は残っています(笑)。

シェアハウスのオーナーさんがカナダ人ではないこともあって、家の装飾はないらしく、近所も静かな雰囲気らしい。
娘は勉強に追われて今年もハロウィンらしいことも、雰囲気を味わうこともできなさそう…。

そこで――今年はせめて私が勉強がてら“カナダのハロウィン”のことを調べて、娘に話題として返してあげようかなと思い、この記事を書いています。

カナダのハロウィンって、日本とどう違うの?
見えてきた本場の雰囲気を、ここから紹介していきます。

ちなみに、娘がマニトバ大学に編入した時の様子や、最初の1か月の生活については、こちらの記事にまとめています。👉《iCMからマニトバ大学2年生に編入!

カナダのハロウィンってどんな感じ?

娘に「そっちのハロウィンはどんな雰囲気なの?」と聞いても、毎年「忙しくて~」と返ってくるので、今年は母の方が気になって調べてみたら、日本で見ているハロウィンとはやっぱり違うんだなぁと感じました。。

ハロウィンの歴史

軽い気持ちで歴史を調べてみたのですが、「日本のお盆に似ている!」と感じる部分があって少し驚きました。

ハロウィンの起源は、アイルランドやスコットランド、古代ケルト人の信仰のようです。

ケルト人にとって、1年の初めは11月1日であり、1年の終わりが10月31日。この日は、秋の収穫を祝うと共に、この世と霊界を自由に行き来できる時期で、死者の霊が家族を訪ねてくると信じられていました。この時に悪霊も一緒に来ると考えられており、不気味な仮装で悪霊から身を隠し、魔よけのために焚火をしました。

あら? 死者の霊が家族を訪ねてくる…日本のお盆にちょっと似てませんか?

北米で初めて、子どもたちがハロウィンで仮装したのは1898年との記録が。ブリティッシュコロンビア州のバンクーバーらしいですね。

そして、「トリックオアトリート(Trick or Treat)」という言葉が使われたという一番古い記録は、1927年カナダ・アルバータ州のレスブリッジなのだそう。
アメリカよりも早くカナダではハロウィンに仮装をして「Trick or Treat」という言葉を使っていたのですね。

調べていくうちに、「日本で見てきたハロウィン」と「カナダで根付いているハロウィン」には、思っていた以上に違いがあることが分かってきました。

娘が留学中のカナダで迎えたお盆を書いた記事があるので、ぜひ読んでみて下さい。
👉《カナダ留学中の娘が迎えたお盆

日本との違い(規模・雰囲気・盛り上がり方)

日本のハロウィンというと、まず渋谷に集うコスプレの若者を浮かんできますね。
子供よりも大人の若者が楽しんでいる感じ。

もちろん、地域によっては子供のハロウィンイベントが催されていて、子供たちが列を作って、近所のお家を訪ねて、「Trick or Treat」とお菓子をもらう様子もTVで紹介されてたりします。

カナダもコスチュームを着たりというのは同じですが、どちらかというと子供が中心のイベントで、夕方になると近所のお家を訪ねて「Trick or Treat」とお菓子をもらいます。それを大人が一緒に楽しんでいるって感じがします。

子どもから大人まで楽しむイベント

娘にもこういう準備の時間が持てたらきっと楽しいのにな…と想像しながら調べてみました。

ハロウィンが近づいてくると、カナダの子供たちはどんな衣装を着るか決めて、オンラインで購入したり、直接お店にいって選びます。

ハロウィンのコスチュームは「Walmart」や「Super store」などでも売られています。

この時期だけ限定で開いている「Spirit Halloween」というお店のコスチュームはかなり種類が多くおすすめです。

【お店の紹介】
Walmart
カナダ全土に展開する大型ディスカウントストア。お得な特売品など豊富にそろっています。

Superstore
Real Canadian Superstoreというカナダ全土に展開する超大型スーパーマーケットチェーンです。

Spirit Halloween
北米各地にストアがあるコスチュームのチェーン店。大人用はもちろん、子供用のコスチュームも充実していて、メイクや小道具も豊富にあるので、一度足を運んでみたいお店です。

ハロウィンと言えばかぼちゃの「ジャック・オー・ランタン」

ハロウィンのカボチャ
娘がたまたま目にしたランタンを撮って
送ってくれました

写真を見ていて、「うちの娘だったらこういう顔のランタンにするだろうな…」と、つい自分の子に重ねて想像してしまいました。異国のイベントのはずなのに、不思議と距離が近く感じられて、まるで娘もそこに混ざって参加しているような気持ちにさえなります。

ハロウィンが近づくと、窓際や玄関先、庭にカボチャで作った「ジャック・オー・ランタン」が飾られ、夜になると明るく火を灯します。

もともとは古代ケルト人の風習で、悪霊を追い払うために身近にあった「かぶ」に顔を掘って、魔除けとして火を灯していたものが、豊富に収穫された「かぼちゃ」が代用されて、ハロウィンのシンボルとして世界中に広まりました。

ジャック・オー・ランタンの作り方
かぼちゃの種や中身を取り除き、顔をくり抜いて作ります。

ハロウィンのかぼちゃの楽しみ方
ランタン作り以外に、かぼちゃを使ったお菓子や料理を作ったり、ハロウィンにはかぼちゃを使った様々な楽しみ方があります。

街中のデコレーション——娘が撮って送ってくれた写真から

カナダのハロウィンの飾り付け

娘からハロウィンのデコレーションしていたお家の写真も届きました! 一見、おとなしめのデコレーションって思いましたが、窓をよーく見ると、ゴーストが描かれているみたい。
娘の話によると、この家は夜になるとライトがついて、窓のゴーストがぼんやり浮かび上がるそう。その想像をするだけでちょっとゾワっとします。

カナダ ハロウィンのお化けたちが並ぶお家

ハロウィンのお化けたちがずらりと並んでいるお家もありました。玄関先にもかぼちゃのランタンが沢山見えます。どれも手作りみたいですね。

どんなハロウィンパーティーが開かれるのか、覗いてみたくなりますね。

ハロウィンの季節に合わせてカナダ旅行

もし私が今から行けるなら――「Spirit Halloween」でコスチュームを選んで、メイクをし、娘と一緒に近所の住宅街を歩いてみたり、ハロウィンイベントに参加してみたいですね。
カナダのハロウィンを“母娘で歩いて感じる”のは、一生物の思い出になると思うのです。
今は想像して楽しんでおきます…。

娘は今年もテストに追われてハロウィンが過ぎそうですが、来年は最後の年、思い出を作って欲しいなぁと母は思います。

「娘が本格的なイベントを楽しめる日は来るのかな…」そんな気持ちで、以前書いたこちらの記事も読み返しました。👉《カナダで体験できる日本のお祭りやイベント

カナダ旅行や留学準備に合わせて渡航を考えている人は、ホテルもセットで予約できる航空券がありますので、チェックしてみて下さい。 


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