気付いたらサマータイムが始まってたよ! と娘が言ってました。
マニトバ大学のお友達(日本人)と長電話をしていたときのこと。実際は4時間ほど話していたのに、時計を見たらサマータイムで1時間進み、なんと「5時間も喋っていた」ことになったそうです。
いやいや4時間も十分すごいですが(笑)、これもサマータイムの影響。
そこで今回は、カナダのサマータイムについて調べてみました。
(娘もあまり理解してないようでした…)
サマータイム(Daylight Saving Time、DST)とは?
サマータイムは、春から秋にかけて時計を 1時間進める制度 のこと。
日照時間が長い季節に、明るい時間帯を有効に使うために考えられました。
カナダやアメリカを中心に導入されていて、午後8時を過ぎても外が明るい のはこのサマータイムのおかげです。
カナダのサマータイムの期間【2025年版】
カナダでは、毎年以下のタイミングで切り替えが行われます。
- 3月第2日曜日 午前2時 → 1時間進める
- 11月第1日曜日 午前2時 → 1時間戻す
👉 2025年は 3月9日〜11月2日 がサマータイム。
合計34週間(238日)続きます。
娘の住むマニトバ州もサマータイムを導入していて、カナダの多くの地域でこの制度が生活に根付いています。
サマータイムのメリット
- エネルギー消費の削減:照明や暖房の使用が減り、省エネにつながる
- 交通事故の減少:帰宅時の明るさが増えて歩行者やドライバーが安全に
- 経済効果:観光や飲食・小売業などの売上アップ
サマータイムのデメリット・注意点
一方で、サマータイムには課題もあります。
- 体内時計が乱れ、睡眠の質や集中力に影響
- 数日間は生活リズムが安定しにくい
- 人によっては体調に不調が出ることも
対策としては、
- 前もって少しずつ就寝時間を調整する
- 朝の日光を浴びて体内時計をリセットする
などが有効です。
娘のカナダ生活エピソード
そういえば、去年も娘は「気付いたらサマータイムになっていた」と言っていました。
切り替えの瞬間はなかなか実感しにくいものなんですね。
でも今年は、11月2日午前2時に時計が1時間戻る瞬間 を見逃さないでほしいなと思います。
「時間が巻き戻る」体験なんて、なかなかできないですからね。
まとめ
カナダのサマータイムは、春から秋にかけて約8か月間続く生活の一部。
エネルギー節約や経済効果といったメリットがある一方、体調への影響などのデメリットもあります。
娘の体験談からもわかるように、カナダの生活にサマータイムは欠かせない制度ですが、将来的には廃止か継続か議論が続いているそうです。
いずれにせよ、サマータイムを知っておくと、カナダでの暮らしがより理解できそうですね。
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