カナダ留学3年目の秋学期!ここまでの留学費用をリアルに公開【マニトバ大学】

カナダ留学と留学費用 学校
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カナダ留学って、結局いくらかかるんだろう…?
娘の留学が始まってもう3年目。気づけば、これまでに何度も何度も送金し、その都度「こんなにかかるの?」と驚き、あと何回あるのか不安になり、「ここまで来たんだ」と胸がぎゅっとする。

もちろん、覚悟して送り出したつもりでした。
でも実際は、支払いのメールが届くたびにドキッとし、レートをみてため息をつき、それでも「行かせて良かった」と思い直す…その繰り返しです。

今回は、その「大学に実際に支払った費用」を3年分まとめて公開します。
(生活費・航空券は含まず、授業料・寮費・保険など学校関連の費用のみ)

円安が進む中、留学費用は年々上昇しています。
それでも、娘が今カナダで積んでいる経験や成長を思うと、お金では測れない価値があると心から思っています。

これから留学を考えている方、今まさに支払いと向き合っている親御さんの目安や参考になれば嬉しいです。

カナダ留学3年目の秋学期を履修中

2023年1月からスタートした娘のカナダ留学

1年目はマニトバ大学のICM(マニトバ・インターナショナル・カレッジ[International College of Manitoba])で英語力の強化するプログラムを履修し、無事に修了。
ICMに通学中の約4ヶ月は寮生活。食事は充実していたし、通学時間だって学校の敷地内なのでギリギリでも大丈夫。日本の他にも各国から来ている友達と楽しく過ごしていました。
その後はインドとウクライナの子がいるシェアハウスにお引っ越し。シェアハウスでの生活は食事は自炊しなくてはならないし、バス通学になったので、時間に余裕を持って行動しないといけない。そして一番はルームメイトとの関わりが娘を大きく成長させてくれました。

2年目はICMから無事にマニトバ大学へ編入。専攻はアグリビジネス。
ICMと違い、現地カナダ人が多い。同じ英語でも、インドやパキスタンの留学生のクセのある英語に慣れていたので、現地人の話すスピードに圧倒され、慣れるのにまた時間がかかったようです。
プレゼンや課題が山のようにある上に、ビザの再取得でオフキャンパスでのバイトも可能になり、日本食レストランでバイトを始めたので、とにかく時間がないと嘆く娘でした。

そして3年目の今、秋学期を履修中。
あいかわらず、忙しい日々を送っています。日本食レストランのバイトからオンラインのバイトに代わっても、時間がないのは一緒。
そんな秋学期もあと2か月ほどで終わろうとしてます。

留学が始まったときは、大丈夫かな? 体調くずしてないかな? お友達と仲良くやってるかな? 電話が来ない日は特に心配になりましたが、こちらの心配をよそに、少々のトラブルはまわりの助けを借りながら乗り越え、楽しく過ごしている様子を聞くと、ホッとします。

そして秋学期が無事に修了できれば、いよいよ卒業に向けて残り1年となります。
そこで、ひと区切りとしてここまでの留学費用をまとめてみました。
海外留学は確かに高い! アメリカに比べれば安いと聞くけれど、円安の今、留学費用は高騰しています。

これから留学を考えている方には参考になると思いますし、同じ思いで子供を留学させている親御さんもきっといると思います。

ここまでかかった留学費用まとめ(2023~2025年)

合計:約79,000 CAD(日本円にして約830~870万円 ※レートによる)

円安の影響とこれからの費用と見通し

為替の変動は留学費用に大きく影響します。実際にここ数年のカナダドルのレートがどう変化したか、少し振り返ってみます。

娘が留学を考え始めた2020年~21年頃は、カナダドルは80~87円くらいでした。
その頃はコロナ感染症が流行していて、海外への渡航も禁止状態でしたが、コロナ禍からやっと抜け始めた2022年、カナダドルが100円~となり、現在は105円~110円を行き来しています。

5年前のレートで換算すると、約200万円も違ってくるなんて、改めて計算してみてびっくりです。

すでに来年の2026年2月冬学期分の予定は届いていて、約12,821 CAD です。
授業料のほかに送金することもあるので、レートはいつも気にしています。

それでも、娘がどうしても行きたかったカナダ留学、費用の面では大変ですが、送り出して良かったと思います。

円安の影響で、日本には海外からの観光客やビジネスマン(ウーマン)などであふれかえっています。それに、日本から海外へ行く機会も多く、グローバルに活躍するには、やはり英語力は絶対必要だと思います。

これから留学を考える方へのアドバイス

  • レートを常に確認していて、留学前に両替・海外送金を考える
  • 留学エージェントを使うと費用が抑えられる場合もあるので、目的にあったエージェントがないか調べる
  • 少しでも費用を抑える工夫をする(ホームステイ、ルームシェア、奨学金など)

学校によって違いはあると思いますが、年に3~4回の支払いがあるので、為替変動に備えることも重要ですし、少しでも費用を抑える方法がないか調べてみるといいと思います。

まとめ│高いけど、それ以上の価値があるカナダ留学

「費用を抑える」の大前提は4年間で卒業する! です。娘の目標でもあります。
海外の大学は厳しいと聞くので、単位が取れなければ絶対に次へ進めれませんし、卒業はできません。なので、余分に授業を取れば、その分費用はかさみます。
娘は卒業を延ばさない! と決めて、今のところ有言実行でここまで来ています。

この3年間、日本にいながらも娘と苦楽を共にしているつもりですが、やはり娘の行動力には驚きもあり、誇らしくもあります。

日本にいる私たちよりも日本のニュースや経済を知っていて、よく話題になります。これも成長のひとつですね。
海外にいるから日本のいいところが見えたり、悪いところも見えたり…、そう簡単に経験できることではありません。

お金では買えない経験をいちばん実感しているのは娘ですが、親としても子供を留学させるという思ってもみなかった経験をしています(笑)。親子でこの経験を何かいい方向に活かせていければなぁと思う今日この頃です。

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