「ハンバーグを作ったよ〜。ソースは醤油ベースの和風なの〜」と、またまた娘から写真付きのメッセージが届きました。
カナダ留学生活の中でも、娘は時々スイッチが入っていろいろ料理を楽しんでいます。
今回は豆腐入りハンバーグ。ビーフ100%に豆腐を入れてヘルシーに仕上げたそうです。
合い挽き肉は「自家製」!?
へぇ~、ビーフハンバーグなんだ。私が「合い挽きじゃないんだね?」って聞いたら、いつも行くスーパーには合い挽き肉が売っていないとのこと。
だから、合い挽きが欲しいときには、豚と牛のひき肉を別々に買って、自分でブレンドするんだそうです。
その方が割合を調整できて、好みの配合にできるのはむしろメリットかもしれませんね。
カナダには合い挽き肉がないのかな? って思いちょっと調べてみましたが、カナダにだって合い挽き肉はありました。娘の行くスーパーにないだけでした。
豆腐入りでふんわり&ヘルシー
ビーフだけだとパサつきやすいけど、豆腐を加えることでちょっと弾力もありつつ、やわらかい口当たりに。ヘルシーさも加わって、美味しく仕上がったみたいです。
ソースは白だしをベースに、醤油・砂糖・酒を合わせた和風仕立て。ただ、白だしをちょっと多めに入れたらしく、「少し塩っぱめになっちゃった〜」とのこと。それでも6個も作ったので、しばらくはハンバーグ生活が続きそうです(笑)。
もう1品! レンチンなすの和え物
食べやすくカットしたナスにポン酢・ごま油をかけて、レンジに入れて数分。ナスがしなって、ポン酢もいい感じに染み込んだら、すりごまをサッとかけ、軽く混ぜたら出来上がり!
お手軽ながら立派なカナダ留学中の和食メニューです。
ポン酢は本当に優れモノ。そのままでも、アレンジにも万能です。改めて再確認!
お米は「お酒」を入れてふっくら
そしてもうひとつの話題はお米。カナダのお米は、どうも日本のように美味しく炊けないようです。
そんな中で、ネットで見つけた「炊飯時にお酒を少し加えるとふっくらする」という方法を試してみたそう。今回は思い切ってお酒を多めに入れてみたら、「すごく美味しく炊けた!」と嬉しい報告が届きました。
祖父の作るお米で炊いたご飯を知っている娘にとって、カナダのお米はなかなか満足に至らないのですが、それでも工夫しながら近づけている様子に、ちょっと安心です。
水道水の硬度も関係している?
娘の住む地域(マニトバ州)は硬水と言ってました。軟水で炊く日本のお米のようにふっくら感がでないのかもしれません。これは、他の料理の味つけにも影響してるかも。
娘はフィルター式のピッチャーを使って浄水し、飲料水や料理に利用しているそうです。
「完成した娘の晩ごはんはこんな感じ」

写真を見ると、豆腐入りビーフハンバーグの照りがきれいで、
白いご飯との相性も抜群。さらにレンチンなすのあえものまで
添えてあって、立派な和風定食です。
母のひとこと
離れて暮らしていても、日本の味を工夫して楽しんでいる娘の姿にほっこりしました。
日本でも料理はしてたけど、食材も調味料もそろっていたから、料理しやすかったと思います。それに比べたら、カナダでは肉も薄切りがなくて、自分で薄くカットしたり、オリジナルの合い挽き肉を作ったり、硬水で美味しくお米を炊くためにいろいろ調べて挑戦したり…。
カナダと日本の食材事情の違いに驚きつつも、こんなふうに試行錯誤しながら暮らしを楽しんでいるのが伝わってきて、母としてはなんだかとっても頼もしいなぁと感じました。
次はどんな料理の写真が届くのか、また楽しみにしています。