5月になると、お花屋さんにカーネーションが並び始めて、
「あ、母の日が近いな〜」って思いますよね。
日本では母の日は5月の第2日曜日。
でも実はこの日、アメリカやカナダなど、海外でも同じようにお祝いされている国が多いんです。
ところで…母の日って、そもそも誰が始めたの?
なんでカーネーションを贈るの?
ふと気になったので調べてみたら、意外とちゃんとした歴史がありました。
今回は、母の日の由来や日本で定着した流れを、わかりやすくまとめてみます。
カナダには母の日以外にも、日本とは少し違うイベントがいろいろあります。
例えばバレンタインの過ごし方も面白かったので、よかったらこちらもどうぞ。
👉2月はバレンタインデーだけじゃない!実はホットチョコレート月間
母の日の由来
母の日は、20世紀初頭のアメリカで始まったといわれています。
ある女性が亡き母をしのび、教会で追悼の集いを開いたことがきっかけでした。
そのとき母が好きだったカーネーションを配ったことから、母の日に花を贈る習慣が広まったそうです。
1914年には、アメリカで5月の第2日曜日が「母の日」として正式に制定されました。
日本でも戦後にこのスタイルが定着し、現在のように5月の第2日曜日が母の日として広まりました。
世界の母の日│英語圏ではどう祝う?
イギリス(Mothering Sunday)
イギリスの母の日は「Mothering Sunday」と呼ばれ、イースター前の四旬節(レント)第4日曜日に祝われます。
そのため毎年日付が変わるのが特徴です。
昔は奉公に出ていた子どもが母の元へ帰り、ケーキを持ち帰った風習が起源とされています。
現在も教会で礼拝が行われ、母へ花を贈る文化があります。
オーストラリア
オーストラリアは日本と同じく5月の第2日曜日が母の日です。
花はカーネーションよりも、菊(Chrysanthemum)が人気。
「mum(母)」と語感が似ていることから、母の日にぴったりとされています。
カナダ
カナダも日本と同じく5月の第2日曜日に母の日を祝います。
花に決まりはなく、母の好きな花を贈るのが一般的です。
カードやプレゼントを添えたり、母に家事を休んでもらったりと、感謝を伝える日として大切にされています。
カナダでは母の日も家族で過ごす大切なイベントですが、普段の休日も家族でアクティブに楽しむ文化があります。
冬になると、こんなスポーツも人気です。
👉カナダのウインタースポーツ
世界の母の日│アジアの国々
アジアでは国によって母の日の日付が異なり、文化や贈り物もさまざまです。
- 韓国:5月8日は「父母の日」(父と母を一緒に祝う)
- タイ:8月12日(王妃の誕生日)で、ジャスミンを贈る習慣
- 中国:日本と同じ5月第2日曜日(比較的新しい文化)
- ネパール:暦の新月の日に「母の顔を見る日」として祝う
世界の母の日│ヨーロッパは日付がバラバラ
ヨーロッパでは母の日の日付が統一されておらず、国ごとに違いがあります。
- イタリア・フィンランド:5月第2日曜日
- フランス:5月最終日曜日
- ハンガリー・ルーマニア:5月第1日曜日
花を贈ったり、家族で食事を楽しむなど、感謝の気持ちを伝える日として大切にされています。
世界の母の日は「日付」も「贈る花」も国によって違う
母の日は同じ名前でも、国によって日付や習慣が違うのが面白いところです。
日本ではカーネーションが定番ですが、国によっては菊やジャスミンが選ばれることもあります。
「母に感謝を伝える日」という気持ちは、世界共通なのかもしれませんね。
世界の母の日│まとめ表(追加版・月順)
| 国 | 日付 | 特徴 |
|---|---|---|
| ルーマニア | 3月8日 | 女性の日として祝う |
| エジプト | 3月21日 | 好きな物を贈る(お菓子・スカーフなど) |
| ネパール | 4月末~5月上旬の1日 | 「母の顔を見る日」 |
| ハンガリー | 5月第1日曜日 | 女性の日として祝う |
| 日本 | 5月第2日曜日 | カーネーションが定番 |
| カナダ | 5月第2日曜日 | 好きな花を贈る |
| オーストラリア | 5月第2日曜日 | 菊(mumにちなんで人気) |
| 韓国 | 5月8日 | 父母の日(父母を一緒に祝う) |
| フランス | 5月最終日曜日 | 体験型ギフトも人気 |
| タイ | 8月12日 | ジャスミンを贈る |
| アルゼンチン | 10月第3日曜日 | 花束やプレゼント |
母の日は国によって日付が違い、イギリスのMothering Sundayのように宗教行事が由来の国もあります。
国によって意味や祝い方が違うのが面白いですね。
母の日に限らず、カナダを含め海外の祝日は国によって違っていて面白いです。
カナダの祝日についてはこちらの記事にまとめています。
👉カナダの祝日調べてみました
カナダ流・母の日の過ごし方(祝い方の定番)
カナダの母の日は、日本のように「これが正解!」という形があるわけではなく、家族それぞれのスタイルで、無理のない範囲で感謝を伝える雰囲気があるようです。
定番のプレゼントは、お花やメッセージカード。
カーネーションを贈る家庭も多く、赤は存命のお母さんへ、白は亡くなったお母さんへ、という伝統もあるそうです。
また、母の日はレストランでブランチやディナーを楽しむ家族も多く、「母の日限定メニュー」が用意されることも。人気のお店はとても混むので、早めの予約が必要みたいです。
一方で、家でゆっくり過ごす家庭も多く、子どもたちが朝食を用意して「Breakfast in Bed(ベッドで朝ごはん)」をするのも、カナダらしい素敵な習慣だなと思いました。
海外で母の日ギフトを贈るときの注意点
海外でも母の日に花やカードを贈る文化がありますが、国によって意味が違うこともあります。
たとえばイギリスでは白い花は「哀悼」を連想させるため、避けた方がよいと言われています。
また宗教的な背景がある国も多いので、ジョーク(軽い冗談など)のカードは控える方が無難です。
英語で「母の日」を伝える定番フレーズ
- Happy Mother’s Day!(母の日おめでとう!)
- Thank you for everything, Mom.(いつもありがとう、お母さん)
- You’re the best mom in the world.(世界で一番のお母さんだよ)
※アメリカ英語では mom、イギリス英語では mum と書くことが多いです。
まとめ│母から思うこと
どこの国でも「お母さん」は、偉大であり、大切で、かけがえのない存在なんですね。
いつでも自分の味方でいてくれる「お母さん」には、感謝でいっぱいです。
普段は照れくさくて、なかなか感謝の気持ちを言葉にできないからこそ、
せっかくの世界的イベント「母の日」をきっかけに、
「ありがとう」の一言だけでも伝えてみるのもいいかもしれません。
プレゼントや花がなくても、電話やメッセージだけでも十分。
きっと、お母さんはそれだけで嬉しいはずです。
そして母は、いつでも子どもたち、家族の健康と幸せを願っています。
今年の「母の日」は、そんな母の気持ちに少しだけ応える日になりますように。


