先月の「母の日」は、カナダでも花やギフトがたくさん並び、とても華やかな雰囲気でした。
ところが「父の日」になると、あれ?思ったより静か…。
今回は、カナダの「父の日」の様子と、「母の日」の違いについて、娘から聞いた話も交えながらご紹介します。
「父の日」はいつ、どこで始まったの?
「父の日」の始まりは、1909年のアメリカ・ワシントン州だったそうです。
きっかけを作ったのは、6人きょうだいの末っ子だったジョン・スマート・ドッドという女性。彼女は、男手ひとつで自分たちを育ててくれた父親に深く感謝していました。
当時は「母の日」はありましたが、「父の日」はまだありませんでした。
「お母さんに感謝する日があるなら、お父さんに感謝する日もあっていいのでは?」
そう考えた彼女は、牧師協会へ働きかけます。そして1910年6月19日、世界で初めて「父の日」の式典が開かれました。
ちなみに6月が選ばれたのは、彼女のお父さんの誕生月だったからだとか。
今では当たり前のようにある父の日ですが、その始まりには、一人の娘の「お父さん、ありがとう」という気持ちが込められていたんですね。
カナダの「父の日」
カナダでも「父の日」は、アメリカや日本と同じく6月の第3日曜日です。
この日は、お父さんにプレゼントを贈ったり、家族で食事やお出かけを楽しんだりして過ごします。
ただ、娘の話を聞いていると、母の日ほど大々的に盛り上がる印象はないようです。お店の売り場も「母の日」に比べると少し控えめで、「あ、父の日なんだな」と感じる程度なのだとか🤭
また、カナダでは同性婚も認められており、父親が2人いる家庭など、さまざまな家族の形があります。そのため、「家族に感謝を伝える日」として広く受け止められているようです。
国は違っても、日頃なかなか言えない「ありがとう」を伝える日であることは、日本と同じですね。
カナダや世界の「母の日」については、こちらの記事でもご紹介しています。「父の日」と比べてみると、その違いがよく分かるかもしれません。
👉「世界の母の日」はこちら
世界の「父の日」
「父の日」は、実は国によって日付や祝い方が少しずつ異なります。
| 国 | 父の日 | 特徴 |
|---|---|---|
| アメリカ | 6月第3日曜日 | 赤いバラを贈る風習があり、亡くなった父親には白いバラを供える |
| 韓国 | 5月8日 | 「父の日」はなく、両親に感謝する「父母の日」として祝われる |
| フィンランド | 11月第2日曜日 | 11月に祝日がないため、この時期に「父の日」が設けられたといわれている |
「母の日」ほど盛り上がらない「父の日」
「母の日」は花売り場が大きく展開され、お菓子やケーキもたくさん並びます。
一方、「父の日」はネクタイやハンカチなどの特設コーナーが少しある程度。
娘の話を聞いていても、カナダの「父の日」は「母の日」ほどの盛り上がりは感じないようです。
これは日本だけではなく、世界的にも見られる傾向だそうです。
実は世界共通「父の日」事情
「父の日」が「母の日」より控えめなのは、どうやら世界共通のようです。
理由のひとつは、「父の日」の方が「母の日」より歴史が浅いことです。
また、「母の日」にはカーネーションという象徴的な花がありますが、「父の日」には国によって贈るものが異なり、「母の日」ほど定着していません。
国は違っても、「父の日」が少し控えめなのは共通なのかもしれませんね🤭
カナダでは父の日以外にも、季節ごとにさまざまなイベントや記念日があります。興味のある方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
👉「カナダで体験できる日本のイベント」はこちら
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まとめ│「父の日」に思うこと
「父の日」が少し控えめなのは、国が違っても共通だということが分かりました。
実は、近くにいると相手のありがたさはなかなか実感できないものです。
娘も留学して遠く離れたことで、親や家族のありがたさを改めて感じているのではないかな、と勝手ながら思っています。
近くにいると照れくさくて言えない「ありがとう」。
「父の日」は、そんな気持ちを伝えるきっかけの日なのかもしれませんね。
世界中のお父さん、いつもお疲れさまです。そして、ありがとう!



